2023年12月08日
【市議会の役割をお伝えする冊子が新しくなります】(2023年12月8日広報広聴会議)
横須賀市議会では、役割・活動をお伝えする冊子を発行しています。
前号(第6版/2019年発行)は【よこすか市議会なるほどガイド 議会でゲンキ!】という名前でしたが、今号(第7版/2023年発行)から、
【よこすか市議会ガイド】
という名称に変更します。
統一地方選による改選を経て、7月に始まった冊子改定作業は、広報広聴会議の分科会(議会でゲンキ!ワーキンググループ:座長が加藤ゆうすけ)で話し合いを重ね、この度12月8日の広報広聴会議で内容を最終決定しました。
12月下旬に印刷が終わるので、1月以降、市各部課、報道関係、町内会・自治会にお配りします。また、窓口配架(市公共施設、市議会議会局、外部団体施設)も行います。
■ジェンダー平等に配慮した表現への修正
様々な箇所を改正しましたが、ジェンダー平等に配慮した表現であるかという部分は、今回かなり意識した部分です。
【家で出迎えるシーン】
改定前(左側)ですと、「夏休み、常に家で出迎えるのは母親である」という印象を受けます。これを、最小限の改変(前号執筆の絵師が不在!)で、「家に誰がいたっていいじゃないか」とするべく、眼鏡をかけ、髪を短くし、えてして女性用の衣服に使用される丸襟を取り払い、「とくに性別を決めつける必要のない登場人物」化しました。
(文明堂印刷様ありがとうございました)
【議員の構成】
議会の実態としては圧倒的に女性が少ないですが、あるべき議会の姿としては、ジェンダー平等な構成です。男性用の装いらしい登場人物の一部を、女性用の装いに変えました。
【出産・出産補助等による欠席の規定】
横須賀市議会は、出産に伴う会議の欠席期間の範囲及び配偶者の出産補助を理由とする会議の欠席等について、2021年に明文化し、定めています。さらに、本市には、パートナーシップ宣誓証明制度があります。
つまり、女性が出産し、パートナーである女性が出産補助等で欠席することも、あり得るわけです。このため、「女性/男性議員が~」と記すことは実態に合わないため、「議員が~」としました。
小さな変化に見えますが、日ごろ目にするものが社会全体の意識を形成していくことを考えれば、決して軽視できません。また、ジェンダー平等に配慮した表現は、市議会・自治体にとって当然に達成されなければならないものです。