2018年01月06日
民生委員さんが大変だって話をお餅をつきながらしました
今日、お餅をつきに馬堀海岸へ伺ったのですが、その時民生委員・児童委員をしていらっしゃるかたと少しお話ができました。
「もうね、4期務めているの。今日はこれから、高齢のかたが暮らすお宅を回るの。」と、活き活きされてましたが、町内400世帯以上有る中で、高齢者のおひとり世帯を回るとしても、これはかなり大変な軒数だな…と、頭が下がる思いでした。
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昨日、「民生委員・児童委員活動に関するアンケート調査 結果報告書」が出来上がったことが、全議員に対して報告されました。
委員活動の負担軽減に向けた検討材料として市が取りまとめたものなので、webや紙媒体での公開はしないそうですが、「問い合わせがあればいつでも公開できますので、内容についてはお伝えいただいて平気ですよ」と担当部課の職員さんより伺ったので、気になったことを少しお伝えすると、
・「3年以上の再任民生委員」が約7割。
・委員を引き受けた動機について、半数(51.6%)が「断りきれなかったから」と回答。
・活動日数は、「週4日以上」が一番多くて46.9%。
・約9割が「やりがいを感じる」と回答する一方で、約7割が「負担を感じる」と回答。
日頃、民生委員・児童委員さんとお話しする中でなんとなくは感じていましたが、アンケートを通じて数字にしてみると、危機感が強くなります。無報酬で週4日以上、複雑な事情を抱えた方々のケアを、3年以上してくださっているかたに支えられる現状は、改善せねばなりませんね…。
■じゃあ、どこを改善?
アンケートでは、活動をより良くするために必要なことの一つとして、約4割のかたが「行政からの必要な個人情報の提供」をあげていました。
また、「負担を感じる」かたの半数が、理由の一つに「関係団体との連絡調整、行事への参加等」をあげていることがわかりました。
この辺りは、行政が仕組みを変えることで、短期的に改善が期待できる部分じゃないかなと思います。具体的にどうすれば、というところまで勉強不足なのが恐縮ですが、少なくとも、このままでは続かないよ…と感じたお餅つきでした。
■おまけ 馬堀海岸のかたと、撮っていただいた写真です