2022年03月16日

【地域防災計画の改訂】(2022年3月16日 横須賀市防災会議の傍聴)





横須賀市防災会議が3月16日開催されました。





3年ぶりの対面開催です。





市長の職務代理で田中副市長が出席され、昨年の火山噴火による津波などに触れ、いざというときの準備を再認識するまたとない機会となったと述べられていました。





 今回の防災会議は、私の委員会報告で申し上げた通り、地域防災計画の改訂が議題です。災害対策基本法の改正、避難情報に関するガイドラインの改訂、上位計画である国の防災基本計画の修正が2021年5月になされ、県地域防災計画も今年度改訂予定であり、これらに併せて本市の地域防災計画も改定するものです。昨年7月に防災会議委員に意見を伺ったうえ、今回の素案となっており、パブリックコメント手続きも終え、本当に最後の最後のワンステップ、という日です。





 改訂案は地震災害対策計画編、風水害災害対策編いずれも承認され、これで正式に、福祉避難所や災害時要援護者の避難に関して「令和3年5月の災害対策基本法改正をふまえ、福祉避難所の指定・公示などについて検討を進める」(地震災害対策計画編) 等、記載されました。





 重い障害を持つかたが大災害時に身を守れるようにする取り組みは、計画改訂したのでOK!ではなく、むしろここから、です。





 障害があっても日々の暮らしを安心して送れるようにするには、たとえ大災害があっても、きっと何とかなる、とご本人が感じられる体制づくり・人と人との関係づくりが大切と、考えます。障害をお持ちのご本人、支援に取り組まれている団体・事業者、地域住民、そして行政と様々な人同士の関係づくりです。すれ違いの無いように、当事者の最善の利益のために、議論が進むようこれからも取り組みます。










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