2021年02月28日

【2021年3月定例議会の報告1 会派代表質問(2月25日 本会議)その1 意識改革】

2021年3月定例議会の報告です。





今週(2月最終週)は会派代表質問の本会議が続きました。





毎度の説明になりますが…横須賀市議会では、毎年3月定例議会において、市長の新年度施政方針等に対し、会派に属する議員が会派を代表して行う質問を代表質問といい、会派に属さない議員が行う質問を個人質問と定めています。





代表質問の持ち時間は、1回目の発言時間は基本時間20分に加え、議員の数だけ10分ずつ増えます。私の所属するよこすか未来会議は12人なので、20分+10分×12人=140分。 さらに、執行部答弁を聞き終えた後、一問一答形式で行う2回目も40分ありますので、長時間です。





今回は会派を代表して永井副団長が質問に立ち、私は補助者として一問一答形式のサポートに入りました。質問内容は12人全員で、実に3か月かけてつくっています。





発言通告書(何を質問するかの目次)は以下からダウンロードできます:





https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/7860/council/kaigi_iinkai/giji_speech/r03/3tei/speach_notice.html





■意識改革





上地市長は、とにかく「意識改革」を様々な場面で口にされます。





代表質問の答弁でも、今回のブログで取り上げる箇所以外でも、ことあるごとに「意識改革」的なるものへの意欲が見られます。





また、昨年の私たちの代表質問への答弁でも、「私は、職員が変われば横須賀は変えられると確信しており、事あるごとに職員の意識改革の必要性や、こういう職員であってほしいということを伝えてまいりました」と答弁されています。





職員の意識改革は、私たち会派も非常に重要な課題として位置づけています。だからこそ、今回の代表質問の冒頭にもってきました。意識をよりよく変えていくことは、大切です。





そのうえで、私たち会派は、基本的に「具体的に制度を変えて、意識を変えていこう」という考え方、順序を大切にしています。いくら意識改革を声高に叫んだところで、現実の仕組みが変わらなければ、実態を伴わないものになりかねないからです。





――――――





■意識改革について:質問と答弁





(1) 職員の意識改革について





ア この1年間で職員の意識にどのような変化があったと感じられるかについて、市長の考えを伺う。





●上地市長:職員の意識に変化を感じた点は、①コロナ禍で全庁をあげた保健所応援体制など、各部が協力し合い、職員一丸となった取り組みが様々なところで起こっていること ②日頃から職員の積極性が増してきていると感じることがあり、嬉しく思っている。職員にはもっともっと変わってほしいと思っているので、ことあるごとに意識改革の重要性を伝えていきたい。





イ 来年度の職員の意識改革に向けた具体的な取組について伺う。





●上地市長:2020年10月から、意識を変えるきっかけづくりとして、みんなの改革セミナーをスタートし、有識者等の講演を行っている。セミナーは2回開催済み。様々な組織・役職の職員が参加しており、組織や役職の壁を越えたつながりができる場となっている。来年度も本セミナーを継続予定である。多くの職員が参加し、意識改革の取り組みが広がることを期待。また、1月から各課にテレワーク端末が配布され、テレワークが本格化したので、働き方の見直しを通じた意識改革についても併せて進めたい。










■テレワークの本格化には期待





コロナ禍が自治体にもたらした最大の変化は、様々な物事のオンライン化・リモート化だったのではないでしょうか。「テレワーク」という私たち世代からするとちょっとレトロな響きの言葉を、ことあるごとに耳にする一年でした。





本市にも、各課にテレワーク用の端末が配備され、「やろうとすれば、やれる」体制ができつつあります。「やれない(やらない)理由がない」体制ができたともいえます。「働き方改革」が、単にやる気の問題ではなく、具体的な仕組みを伴ったものとして市に導入されつつあることは好ましく受け止めています。






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