2017年01月12日

人工透析は人にもまちにもしんどいから、予防につとめたほうがいい

駅頭での活動中、「これから人工透析にいくんだよ」とおっしゃるかたにお会いしました。私の祖父もかつて長いこと透析に通っておったので、きっと今日戻られる頃にはぐったりとお疲れになるだろうな大変だろうな…などと思いながらお見送りしました。

腎臓は、悪くなってから治療するのは大変です。横須賀市では、毎年だいたい80名程度があたらしく人工透析を始められるようです(横須賀市国民健康保険データヘルス計画(PDF:834KB)、p17)。また、悪くなり始めは、痛かったりしないので、気づきにくいそうです。

さらに、人工透析は、お金がかかります。「人工透析導入リスクの高い腎不全をはじめとする生活習慣関連疾患の医療費は、総医療費の約 30%を占めて」います(横須賀市国民健康保険データヘルス計画(PDF:834KB)、p41)。人工透析は、1人1か月40万円くらいかかる(外来血液透析の場合。自分の血を外の機械に通しながら4時間くらいじっとしている治療のこと。)と言われていますが、ほとんどは保険から支払われます。

なので、人工透析をすることになると、本人の体もしんどいし、

人工透析をする人が増えると、保険制度としてもしんどいものがあるわけです。

予防するには、

・塩分取りすぎない
→まず何に塩がどのくらい入ってるかを知ろう
・お酒飲みすぎない
→一日:ビール中瓶なら1本以下、日本酒なら1合以下、
・運動1日30分

など、いわゆる生活習慣病予防の心がけが有効です(CKDに要注意-慢性腎臓病- [PDFファイル/3.61MB]、p5)。



祖父が週に2回の透析帰りでぐったりしていた姿をみてきたわりに、夜中に塩気のあるもの+お酒のコラボレーションで体をいじめつづける父を一刻も早く止めねば・・・と思うわけでした。

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