2022年09月21日

【的確な人事】(2022年9月21日 総務分科会)

9月定例議会も後半になりまして、2021年度決算審査をしています。今日は予算決算常任委員会総務分科会の開会日でしたので、私は委員長として議事進行につとめました。









■1800万円の費用削減をたった一人で成功させた職員の存在





議会では、市役所で多数運用されている情報システムの適切な管理について、何度も議論がなされてきました。私も、基幹系業務システムは、莫大な費用をかけて構築し、何年も稼働し、業務に不可欠なので、いわば「見えない建物を建てて使っているようなものだ」という切り口で問うてきました。今日、小林議員がそのことも引用しながら(ありがとうございます)、2021年度の決算審査で改めて情報システム資産の実態把握と議会報告のありかたに関して質疑がありました。









そして、その答弁の中で、タイトルの通り、大きな成果に関しても言及されていました。





「●デジタル・ガバメント推進室長





情報システム導入の際は、構築経費と複数年にわたるランニング経費を踏まえた形で、機能をふくめたコンペで事業者選定しています。しかし、やはりシステムを構築した事業者でなければ、保守管理が難しいところでもあり、ここは継続費としてお支払いすることが多いですが、幸い、2020年7月にICT戦略専門官が着任し、この情報システムに係る費用をすべてお目通しいただいて、1800万円保守管理委託料を削減いたしました。一般職員では目の届かないところにまでメスを入れていただき、かなりコスト面では助かっています。」









1800万円といえば、2020年にICT戦略専門官をお招きして、これまでにかかった人件費等の費用と同じかそれ以上の金額です。





市役所職員一丸となったチームプレーで課題解決にあたることは重要ですが、こうしたピンポイントな人事が、着実に成果をあげるのだと実感した瞬間でした。






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