2022年03月11日

【 “婦人”防火クラブ 】(2022年3月11日予算決算常任委員会生活環境分科会)

 婦人防火クラブ、という火災予防事業があります。





●市の説明





https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/7415/syoubou/fubou/fubou.html



 市の説明を見ると、このようにあります:





「火災の多くは「家庭」から発生しています。





このため「家庭から、地域から火災を発生させない」ことをキーワードに、火を扱う機会が多い女性を中心に、昭和55年から地域で婦人防火クラブの設立が始まり、万が一に備えて火災予防や救命などの研修会を開催して、知識と技術を学んでいます。」





 何度も申し上げますが、我が家は私が料理担当です。なので、火を使う機会の説明で、もはや性別は要らないと思いますし、こうした表現を一つずつ見直すことで、ジェンダー平等への道は少しずつですが、開けるものと思います。









――――――質疑の引用―――――――





▽p.12 婦人防火クラブ





▽加藤





先ほどの質疑を伺っていて、現代にふさわしいだろうかという疑問は私もその通りだと思いました。使用備品に“婦防”と表示もついているとのことですが、これを交換するなど何らかの対応をする場合、どの程度の数があって、どの程度費用が掛かるのでしょうか。





●予防課長





ジャンパーは配布済なので、定期的に、汚損・破損などでの交換はあります。来年度は、夏季用のビブスを購入予定です。これは、“婦防”と名前を今のところ入れる予定です。例えば、名称が変わることについては、“婦防”を入れずに何かわかるような形でもいいのかなと思いますが、予算としてはこのように消耗品として。また、三浦消防署の婦人防火クラブにもそういった予算がついています。





▽加藤





先ほどあげていただいた意見交換会での賛否両論ご意見みると、変えることに賛成な方は、婦人が古いのではないか、女性のほうが年齢関係ない感じがしてよいのではないかと。反対のほうは、現在の名称が愛着がある、使用備品にすでに“婦防”と表示もついている、町内会自治会で定着しているとご説明いただきました。賛成も反対も、極論はなかったという感じですよね。敢えて変えなくてもいいし、変えたらまあ馴染むかもしれないし、というくらいなのだと思います。





そうすると、あとは費用や、名前を変えることでの効果を踏まえてということになると思いますけれど、同じような議論に、町内会・自治会の婦人部など、女性だけを対象とした部門についてというのは、人権・男女共同参画課とこれまで質疑しているのですが、少しでも新しい方に入っていただくようにハードルをさげるには、賛成も反対も極論が無いのであれば、ぜひ来年度は、さらに前に議論を進めていただければと思いますがいかがでしょうか?





●予防課長





委員おっしゃるとおりです。賛否両論ありまして、その他のところで、例えば“防災クラブ”という名前がいいというご意見のところは、男性や小中学生も入りやすいというご意見がございました。他都市の事例で、稲城市、宝塚市では“女性”を使ったりですね、また宝塚市はファイヤーウーマンとなっています。“婦防”にこだわることはないと思いますけれども、皆さんのご意見をききながら、また予算に関しては費用対効果を考えながら、前に進められればと思います。





―――――――引用終わり――――――――






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