2022年03月07日

【待機児童対策つづき】(2022年3月7日 教育福祉分科会)

【待機児童対策つづき】(2022年3月7日 教育福祉分科会)





昨日のブログにて、「定員拡充が難しいのならば、リソースの偏在を是正するための交通政策を取り入れてはどうかとの提案に、そこまで後ろ向きではない答弁が返ってきました」と代表質問での状況を紹介しました。本日の教育福祉常任委員会(予算決算常任委員会教育福祉分科会)でも、後追いで我々の会派から質疑を行いました。





 今日の質疑を聞いても、やはり、こども育成部長はそこまで後ろ向きではない、というよりむしろ前向きな答弁でした。保育園へのバス送迎について直接問うた質問に対し、こども育成部長は





「委員ご指摘の通り、地域偏在が今後問題になってきます。お子さんの数も減る中で、ますます、ある地域に子どもがとても少ない、違う地域には、いる、(こどもが)少ないところには保育資源が少なくなることが想定されます。代表質問でもご指摘いただいて、私もなるほどなと考えを持ちましたので、今後の人口減、特に児童数の減少に対してどのように対応するかは、保育だけではなく、放課後児童クラブその他も検討が必要なことだと思います。ぜひ検討してまいります。」





と答弁しました。私が例に挙げた、流山市のような、主要駅を送迎地にした保育園へのバス送迎が実現すれば、自宅からは遠い、もしくは自宅と通勤駅の途中に無い保育園も選択肢に入りますから、待機児童解消に一気に前進する可能性があります。期待します。





―――――質疑の引用――――――――





▽高橋議員





ぜひお願いします。大変さも多少違いはあると思いますが、状況としては同じだと思います。できるかぎりご検討ください。待機児童もなかなか、(市側の)努力も報われず毎回でている状況で、単純に、予算の中でもでもp.35-38にかけて保育所などにかなりの予算を投じていただいて、努力は理解できますが、単純に子育てに対する支援というよりも、やはり、代表質問でも上地市長が盛んにおっしゃってましたが、入りを多くしなければならない、また、三浦半島は所得が低いのだと上地市長も代表質問でおっしゃっていたように、共働き世帯をいかに支援するのかが両方につながることでもあります。経済対策でもあるわけですよ。一度でも待機児童となれば、次の子どもを躊躇するのは現実的にあることです。代表質問でも、例えばバス送迎ですとか、ご検討いただけるようにありましたけれど、地域偏在が、おそらく、例えば市街地再開発なども限られてくる中で、街が変化する部分が若干限られると考えるのならば、偏在がさらに大きくなることが容易に想定されます。そう考えたときに、今市内にある資源をフル活用しないと、やっぱりバス送迎など違った形を。単に民間保育園にお願いしやっていただくだけではなく、偏在をなくす方向で大きくやっていかなければならないと思いますけれど、お考えをお聞かせください。





●こども育成部長





委員ご指摘の通り、地域偏在が今後問題になってきます。お子さんの数も減る中で、ますます、ある地域に子どもがとても少ない、違う地域には、いる、(こどもが)少ないところには保育資源が少なくなることが想定されます。代表質問でもご指摘いただいて、私もなるほどなと考えを持ちましたので、今後の人口減、特に児童数の減少に対してどのように対応するかは、保育だけではなく、放課後児童クラブその他も検討が必要なことだと思います。ぜひ検討してまいります。





―――――――質疑の引用終わり―――――――――


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