【虐待被害等により単身生活を余儀なくされた生活困窮大学生等への支援】(2022年1月24日 1月臨時議会)

1月臨時議会を開会しました。

■議案は1件、議案第1号令和3年度横須賀市一般会計補正予算(第14号)です。

●今回の補正予算の内容

①新型コロナウイルス陽性者の発生状況を早期に把握し、クラスター発生を防ぐため、高齢者・障害者施設などへ抗原簡易検査キットを配布するもの

②国の補正に伴い、保育所などに従事する職員の賃金を2月から引き上げるための経費

③ふるさと納税の寄附額が見込みを上回ったため予算を増額補正するもの

→全会一致で可決しました。

■報告事項

「よかった ありがとう。」基金から「虐待被害等により単身生活を余儀なくされた生活困窮大学生等への支援」を本市独自の制度として創設することとなったと、市から報告がありました。

 背景にあったのが、親から虐待され、本市の民間シェルターに避難した未成年大学生の存在でした。病気療養の休学と生活困窮により、一時的に生活保護制度を利用した後、安心・安全な生活環境が整ったことで復学しようとしたところ、国の仕組では復学により生活保護が打ち切りとなるため、退学または休学の選択を迫られる状況となっていました。このため、横須賀市独自の支援制度創設に至りました。

●制度の概要
大学等に進学した後、生活困窮等により児童自立生活援助を受ける(自立援助ホームへ入所)こととなった人が、大学生活などを続けながら、当面の間、入所後も安定した生活ができるように必要な費用を支給する制度です。
(1)対象者
(ア)大学、短期大学、専門学校等に在学し、
(イ)満20 歳に達する日の前日までに、自立援助ホームに入所し、
(ウ)市長が生活困窮等と認める人
というすべての条件にあてはまる人です

支給項目
(ア)生活費=生活保護基準相当額
(イ)通学費=実費相当額
※ そもそも国の制度を根本的に見直していただく必要があります。そのため、本制度の運用期間は、国において生活保護制度の運用が改正されるまでを想定しています。

※2022年3月定例議会で新年度予算案として提出され、議会が可決した後、スタートします。