2020年04月02日

【3月定例議会の報告6  予算議案審査(3月6日 予算決算常任委員会総務分科会) 次期基本構想・基本計画策定の際には、女性・若い人を。】

【3月定例議会の報告6  予算議案審査(3月6日 予算決算常任委員会総務分科会) 次期基本構想・基本計画策定の際には、女性・若い人を。】



各分科会別の予算議案審査についての報告です。

当初4日間だった日程を3日間とし、審査が終わり次第次の部局の議案審査を繰り上げる方式をとったため、私の所属する予算決算常任委員会総務分科会は、結果的に以下の日程となりました:



3月6日(金)

政策推進部、文化スポーツ観光部、税務部、選挙管理委員会事務局、監査委員事務局、市議会事務局



3月10 日(火)

経済部、財政部、渉外部、総務部



3月13 日(金)

部局間にまたがる質疑、討論、議案採決、請願、陳情、報告、所管事項





今日は3月6日の加藤ゆうすけの質疑について、報告します:



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  • =市執行部 ▽=加藤ゆうすけ


を表しています。

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■3月6日の質疑から 次期基本構想・基本計画策定の際には、女性・若い人を。




「総合計画」というものがあります。

https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0830/upi/sougoukeikaku/index.html



文字通り「市の最上位計画」なので、全ての市の政策は、これを基礎として作られています。

現行の総合計画は「基本構想」、「基本計画」、「実施計画」の3層で構成されていますが、「基本計画」が2021年度で計画期間終了を迎えるにあたって、「基本構想・基本計画」と「実施計画」の2層構造に作り変えます。



さらっと書いてますが、ものすごく大きな仕事が必要になります。たくさんのかたの意見を聴きながら時間をかけて作成することになります。作成された計画は、2022-2029年度の8年間が計画期間となるため、長期的視野も必要です。

20040201kihon 20040202kihon

このため、「絶対に、女性・若い人の意見を、置き去りにしないでほしい」との思いも込めて、質疑しました。

質疑の結果を要約しますと、「積極的に若い人の意見を取り入れます」「学識経験者で、若い人を審議会委員に入れます」「男女比率にも配慮します」という、非常に前向きな感じでした。



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(以下、質疑の内容です)

■政策推進部 別途提出資料 次期基本構想・基本計画策定の考え方について

▽① 2ページ (4)市民意見の聴取 について、(6)スケジュールを見ると、市民意見聴取の矢印が2020年6月から2021年8月まで伸びているが、その内容は何を意味しているのか。

  • 都市政策研究所長 令和2年度は、総合計画審議会への諮問に当っての事前の意見聴取や、審議会内での意見聴取。令和3年度は素案ができた後での意見聴取という形で、丁寧に意見聴取したい。




▽②つまり、何度か市民意見を市に伝える機会があるということか。

  • 都市政策研究所長 時点に応じて、(市民意見を)いただきたい。




▽③市民からどのように意見を伺うかについてだが、現行の総合計画審議会条例(第2条第2項)には、「委員は、市民、学識経験者、関係行政機関の職員、関係団体の代表者及び市職員のうちから市長が委嘱し、又は任命する」とある。この「市民」に、年齢の定めはあるか。

  • 都市政策研究所長 公募市民の募集に、年齢の定めは無い




▽④会議が平日の日中に開催されることもあり、様々な立場の組織の代表からバランスよくお話を伺うことを考えてこれまでも審議会委員は構成されたのだとおもうが、次期審議会委員の募集の際、委員の性別・年齢構成については、どのようにバランスをとっていくのか。

  • 都市政策研究所長 学識者は、若い研究者をいれたい。団体については、基本的には推薦なので年齢コントロールは難しいが、そうしたお願いはしたい。




▽⑤いま年齢についてお答えいただいたので、特に性別について伺いたい。特に、現行の「第5次横須賀市男女共同参画プラン」で、「市の審議会等における女性委員の割合」を目標 を定めてやっているが、本来の意味合いで言えば、男女半々であっていい場であるが、どうか。

  • 都市政策研究所長 性別に関しても、審議会(での女性委員の割合)についての目標は承知している。現行の様々な審議会でも達成できていない。特に、学識経験者など、我々でコントロールできる部分は、極力女性を増やしたい。団体代表についても、女性就任もお願いしていきたい。公募市民のコントロールは難しいが、そうした中で結果としての達成を目指したい。




▽⑥現行の基本計画策定時には「基本計画について話す市民会議」が開催された。この際の募集方法を事前に調べてみたのだが、住民基本台帳から無作為で抽出した18歳以上の市民1,000人に対し招待状が送付されていた。この時、18歳未満の世代の声を聴く機会が、どのように用意されていた承知していないのだが、今回の基本構想・基本計画策定にあたって、この18歳未満の声をどのように聞くのか、教えてほしい。

  • 都市政策研究所長 若い人の意見は重要。会議形式にするかどうかはまだわからないが、我々としては積極的に学校に出向き意見を伺う、あるいは審議会でゲストスピーカーのような形で、昨年行われた商工会議所主催の若い人の政策提案のような、ああしたところに話を持ち掛け意見を聴くなど、様々な機会を捉えて若い方の意見をききたい




▽⑦今事例であげていただいたのは商工会議所のもので、本市のこうしたところを、どうしたほうがいい、と、わりと幅広く(提案テーマが)とられていた。例えば、スポーツや文化活動で成績を収めている年少世代も市内にいるので、そうしたかたに、横須賀市にあってほしい活動環境を語ってもらうなど、意見伺う内容についても工夫してはどうか。

  • 都市政策研究所長 提案ありがたい。そうした方も含め、分野幅広に活躍する方の意見を伺う機会を考えていきたい。極力若い人の意見をききたい。




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