2020年04月01日

【3月定例議会の報告5 会派代表質問(2月26日 本会議)その5  経済】

【3月定例議会の報告5 会派代表質問(2月26日 本会議)その5  経済】



会派代表質問に関する報告、今回で最後です。最後は、経済について。



なお、5回にわたって紹介した内容以外にも、様々な視点を盛り込んで質問はおこなっています。

正式な市議会会議録は、しばらくの後に公表されます。



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  • =市長 ★=教育長 ▽=伊関団長


を表しています。

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■51 地域経済の活性化について


(1) 産業振興財団の今後の方向性について



  • 御指摘のとおり、中小企業等への支援をさらに強化していくためには、人員を含めた体制強化が必要である。令和元年度から、IoT活用に向けた支援を行うために、IoT推進コーディネーターを新たに配置し、体制強化に努める。また、市内中小企業から各種の相談を受けている商工相談事業も、相談件数が増加してきている。今後の方向性については、この取組の効果を見ながら検討していきたい。




(2) 創業支援、空き店舗対策、商店街のにぎわいづくりとしての効果を見込めるシェアキッチンやシェアショップを後押しすることについて



  • 創業支援策については、シェアキッチン、シェアショップに限らず、どのような方策が効果的であるのか、創業セミナーの参加者等にヒアリングやアンケート調査を行っている。また、令和2年度は、創業セミナー等を活用して、キッチンカーやインターネット上で商品を販売するECサイトの活用について等、新しいビジネスの形を紹介していきたい。空き家の活用も、一つの選択肢として認識しているが、コンテナハウスやガレージの活用等、様々な形態での展開の可能性を探っていきたい。




→市の行うべき経済政策とは、期待感の醸成、だと私は思います。「斬新な取り組みでも、この市でなら、きっと応援してもらえる」と思える地域には、新しいビジネスへの挑戦者がおのずと集まっています。新しく始める人への支援は、積極的に行ってほしいと思います。



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■54 海辺の活用について


(1) 観光の観点における海洋都市の進展の方向性について



  • 再興プランの目指すまちづくりの方向性の中で、海洋都市を掲げているとおり、私自身海を活用することは、横須賀のポテンシャルを最大限に高めるものと思っている。これまでも、横須賀軍港巡りや猿島の活用、第二海堡上陸ツアーなど、海に関する様々な取組を行ってきたが、議員御指摘のとおり、観光という側面で、横須賀の海が持つ大きな魅力や可能性がまだまだ生かされていないのではないかということも感じている。現在、観光の観点から、海の活用として、新たな市内観光クルーズの就航や、東京方面からの観光を目的とした船の就航の可能性について、民間事業者と検討を進めるとともに、今年は残念ながら開催を見送るが、今後ウインドサーフィンやサップ、シーカヤックなど、マリンスポーツの普及に関する取組も進めている。今後は、観光の観点において、横須賀にとって最もポテンシャルの高い海や海辺の風景を最大限に生かした取組をさらに進めたい。




(2) 三笠公園やうみかぜ公園などに飲食店を設けることについて



  • 議員のおっしゃるとおり、本市には美しい海を見ることができる公園がたくさんある。それらの公園に、おしゃれなカフェや飲食店があれば、観光客はもちろん、市民の憩いの場にもなると私も思っている。ルートミュージアムの拠点となるガイダンスセンターでは、ヴェルニー公園でキッチンカーなどを活用して、飲食を楽しんでいただく予定で調整をしている。11月に行った1万メートルプロムナードの活性化に向けた民間事業者を対象としたサウンディング調査の結果では、残念ながらうみかぜ公園に常設の飲食店を出店したいという意向は無かったが、海辺の雰囲気に合った飲食店を初めとした店舗の誘致を目指して、引き続き取り組みたい。






→来年(2021年)2月に開館予定の(仮称)横須賀市近代遺産ガイダンスセンターには、キッチンカーを横付けして飲食の提供ができるように調整中とのことです。市内には、SNS等を通じて全国的に有名になったこだわりカフェ、レストランが多数ありますから、情報感度の高い若い人に楽しんでもらえる環境をつくって、それを入口に、市内の文化遺産にも目を向けてもらえるような観光施策が、私は望ましいと思います。





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