【液体ミルクは備蓄されるのか?されないのか?まだよくわからない】

【液体ミルクは備蓄されるのか?されないのか?まだよくわからない】

教育・福祉常任委員会(予算決算常任委員会教育・福祉分科会)以外の、今定例議会の質疑も紹介します。今回は液体ミルクについて。

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3月11日、いよいよ国産の液体ミルクが店頭発売開始されましたね。

参考 朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/topics/word/%E4%B9%B3%E5%85%90%E7%94%A8%E6%B6%B2%E4%BD%93%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%AF.html

つかってみた感想なども続々と聞こえてきます。

参考 buzzFeed

https://www.buzzfeed.com/jp/asamitogi/liquidmilk

2016年の熊本震災の際に、フィンランドからの救援物資として届いたことで一気に注目を浴びた液体ミルク。2018年8月に省令が改正され、国内での製造・販売がようやく可能になり、このたび販売となりました。

当然、「災害用に備蓄すべきか否か」について、各市区町村の議会でも話題になっているわけで、横須賀市議会でも、質疑がなされていました。

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【3月7日 予算決算常任委員会生活環境分科会 より一部抜粋】

小林伸行委員:続いて、26ページの(2)災害応急対策事業のうち②震災時避難所用物資の中に粉ミルクが計上されています。来週から液体ミルクが各メーカー販売開始するということなんですよね。これについては代表質問でありましたけれども、状況の変化を受けて液体ミルクの備蓄も検討されるのでしょうか。

危機管理課長:代表質問の時でもご答弁しております通り、現在のところはまだ入ってなくて今後入ってくる中で、それが流通をして一般の方たちが飲むようになって店頭に並ぶようになってきたときに検討していきたいなと考えています。

委員:ここに、予算説明資料には粉ミルクと書いてあるから粉ミルクとしてでしか執行しないんだということではなくて、我々の議決はそういった細かいところまでを縛るものではないので市場の状況なんかを見ながらそちら方がよさそうであれば年度途中でも見直すという理解で間違いないでしょうか。

課長:状況を見てなので可能性としては全くないということではありませんけれども、やはり今まで粉ミルクにつきましては各行政センターに8缶ずつ備蓄をしております

粉ミルク8缶なので、基本的には量としては大変少ない量、場所の問題がありまして、液体ミルクにしますと、一つ200mlなのか、要は液体の分だけ膨らんでしまいますので、その分各行政センターで置くような形になるので、場所の話であるとか、実際に本当にお子さんたちに飲んでもらえるのかとかそういったものを俯瞰しながら考えていきたいと思っています。

委員:効率やスペースの問題もあるので、確かに保存性とか色々考えれば粉ミルクの方が優位性があるのは分かるんですけれども、いざ災害が起きて避難した当日お湯沸かせない、煮沸もできないということはやはりありうると思うので、最初のところだけ飲む分として何本か液体があるとやはり安心ということもあると思うんですよね。なので、全部が全部置き換えるということはありえないので初動の部分だけの対応としてやはり考えていいと思うんですがその辺はいかがでしょう。

市長室長:なかなか難しくって今朝のNHKニュースでも、「グリコがまもなく販売です。125cc紙パック」っていうのを結構長い時間やっていましたけど、あのグリコ製品だと、賞味期限半年なんです。ふつう製造から流通に乗るまでに1か月かかるので、我々の手元に来てから賞味期限完了まで5か月では、備蓄というものにはそぐわないと思っています。ですので危機管理課長が申し上げた通り、ほんとに皆さんが普段飲み始めて、液体飲んでるのに災害時粉を溶いたら赤ちゃんは飲まない、普段飲んでるものしか飲まないと基本的に私たちは理解しているので、いろんなメーカーの粉ミルクを合わせて備蓄しているんですけれども、だからといって半年で買い替えなくてはならないものを備蓄するかというのもなかなか難しいので、危機管理課長が冒頭申し上げた通り、勘案しながら無駄なもの買っていてもしょうがないので、買っといた、いざ使おうとしたら誰も使ってくれませんでした、では意味がございません。で、逆に買っておいてどんどんコストばかりかかってしまう、でも困りますので、その辺は考えていきたいと思っています。

委員:わかりました。

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今のところ、国産液体ミルクを備蓄すると宣言しているのは、私が確認した範囲ですが、東京都文京区、群馬県渋川市、大阪府箕面市、千葉県山武市。(もし他にもあったら教えてください!)もちろんどこの議会も予算議決前だと思いますのであくまでも【宣言】ですが、子育て関連のテーマに前のめりに取り組んでいく行政は、子育て世代からすればやはり頼もしく映ると思います。

一方で、製品の期限の問題や、夏の保存場所の問題や、乳児自身の好みの問題など、市長室長と危機管理課長が触れている数々の課題が完全にクリアされているわけではありませんので、日本各地での試行錯誤の中で、最適な施策が見えてくるものと今後も注視していきます。

※今回の生活環境分科会 質疑の抜粋は、インターン生のりんながインターネット録画を見ながら文字起こししてくれました。

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