2018年02月28日

【ポートマーケット閉店のインパクトが強すぎた 代表質問1日目】

【ポートマーケット閉店のインパクトが強すぎた 代表質問1日目】

3月定例議会、2月26日は代表質問1日目でした。

代表質問は、会派の人数が多い順に行われるため、1日目は自由民主党と、わたしたち無所属みらいが行いました。




■何よりポートマーケット閉店のインパクトが強すぎた1日目


この日、市長答弁により、よこすかポートマーケットが1年後(2019年3月末)に閉店することが決定されたと明らかとなりました。

市長「本年1月11日付で事業撤退の意志を固めたことをシティサポートよこすかから書面で報告を受けている。その後シティサポートよこすかは1月16日に臨時理事会を開催し、平成30年度末を持ってポートマーケット事業から撤退することを決定したと承知している。」

よこすかポートマーケットを運営する一般財団法人シティサポートよこすかは、横須賀市が全額出資する外郭団体(がいかくだんたい)です。外郭団体、とは、市町村によって基準はまちまちなのですが、公共団体がある程度の金額を出資している団体のことを言います。

横須賀市では11団体がこの外郭団体というものに該当し、シティサポートよこすかには、その資本金3,000万円の全額を市が出資しています。

(参照 https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0250/documents/28gaikakudanntaijyoukyou.pdf)

答弁中では、「平成28年度までに累積赤字が4億円」とも述べられていました。

(参照:シティサポートよこすか 平成28年度決算報告

http://www.cs-yokosuka.com/docs/kessan28.pdf

この13ページで、一番右列の「その他会計 他8 地産地消施設事業」を下の方に辿り、「一般正味財産期末残高」を見ると、△388,867,403=約4億円の赤字 がありますね。)




■出店者への説明をすっ飛ばして、突然議会で明らかになった閉店。


この日、このような形でポートマーケットの閉店が明らかになったわけですが、そもそも、全ての出店者、協力者に対して、十分な説明がなされていない状態で、突然答弁で「閉店が正式に決まりました」と明らかになったことが、それってどうなのよ…と強く思った理由です。

累積赤字が4億円あったとしても、市の全額出資であったとしても、運営主体は市ではない、一般財団法人シティサポートよこすかです。横須賀市の地産地消を盛り上げるためならばとポートマーケットに集ってくださった出店者への、シティサポートよこすかからの丁寧な説明がまずあって、出店者全員が事情にご理解くださって、そのうえで閉店の正式決定の本市からの公表、という順序を踏むべきだったのではないでしょうか。






その他にも、代表質問1日目で明らかにされたことはありますが、あまりにも本件のインパクトが強すぎたので、本日の報告はこれまでにて。

SHARE

facebook アイコンfacebookでシェアfacebook アイコンTwitterでシェア
この記事のタイトルとURLをコピーするタイトルとURLをコピーしました!

関連記事