2017年12月09日

【An Olympian has come!】

私は、 ナショナルトレーニングセンター拡充施設・横須賀誘致委員会 に入っています。



(引用:https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0110/ntc/index.html)

「日本のスポーツ振興政策に大きく貢献したいとの強い想いから、神奈川県並びに横須賀市全体が一丸となり、「ナショナルトレーニングセンター拡充施設・横須賀誘致委員会」を設立し、誘致活動に取り組んでいます。」



■なぜ入っているのか

①スポーツには、伸びしろがあると思っています。夜な夜な走っている大勢のランナーたちを思い浮かべてください…。全員がトレーニングウェアを、シューズを、アクセサリーを購入したら…(¥_¥)

そう、経済的な伸びしろです。



②言わずもがな、適度なスポーツは、健康寿命をのばします。健康の伸びしろもあるわけです。



…と、いうわけで、今日はナショナルトレーニングセンター拡充施設横須賀誘致委員会 講演会を聴いてきました。

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-----------聴講メモ------------

■ナショナルトレーニングセンター(以下、NTC)の背景

1970年頃から、各種競技団体からのNTC設置の声が高まったが、国への働きかけも時間がかかり、20余年が経過した。そうこうしているうちに、近隣諸国にメダル獲得数を追い抜かれた。



■ハイパフォーマンスセンター

より高度なトレーニング環境の提供のため、

①国立スポーツ科学センター(JISS)(2001年4月発足) …各種研究実験装置がある。

②味の素ナショナルトレーニングセンター(2008年1月使用開始)…10競技専用練習場がある。託児室もあり、子育てアスリートに対応。

③ハイパフォーマンス戦略部 …各種研究実験装置がある。

④スポーツ開発部

⑤西が丘管理部

が一体となっている。



(引用:https://www.jpnsport.go.jp/hpc/about/tabid/603/Default.aspx )

ハイパフォーマンスセンター(以下、HPC)は、オリンピック競技とパラリンピック競技を一体的に捉え、国立スポーツ科学センター(JISS)と味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)が持つスポーツ医・科学研究、スポーツ医・科学・情報サポート及び高度な科学的トレーニング環境を提供し、各種スポーツ資源の開発等を行います。このような取組を通じ、国内外のハイパフォーマンススポーツの強化に貢献しています。



■NTC設置の立役者、日本レスリング協会 福田富昭会長のご講和

日本にNTCが無かった。当初国に断られた。各競技団体と共に陳情書を作成したりもした。

小泉純一郎首相(2004年)のもとへ訪問した。金メダルは最高16個。17個取れば日本新記録だったが、アテネ五輪が2004年に行われた際、16個だった。福田会長はかつて浦賀(京浜団地)に住んでいた縁もあり、メダリスト全員を連れて首相を訪問した。JOC竹田会長と共に、打ち合わせなく、NTC設置の話を首相へ直訴したところ、つくる、と明言してくれた。同席した河村建夫文部科学大臣(当時)、マスコミ各社も聞いている中で、時の首相が「2008年北京五輪に間に合わせる」と明言した。

その後、福田会長は北京五輪日本選手団団長を務めた。2008年1月使用開始し、北京五輪に間に合った。



■次なるNTC

ヨット、カヌー、自転車、馬術、射撃などのNTCが無い。広い敷地が必要となる競技、水辺空間の必要な競技は、都内では不可能であるため、横須賀市が適しているのではないか。



-----------聴講メモおわり------------



第2部では、金メダリストの川合梨紗子選手(レスリング)もいらしていました。

「どれだけ頑張ると、どうなれるのか」が身近に見られることは、後に続く世代のモチベーションになります。



経済にも、健康にも、次世代のモチベーションにも効く、スポーツがもっと盛り上がればと願っています。

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