2017年10月05日

【貴重な歴史資料を、蒸し暑い部屋に積み上げておいていいんですか?】

【貴重な歴史資料を、蒸し暑い部屋に積み上げておいていいんですか?】


一般質問を、9月28日におこないました。(※その前の週の「委員会」の話はあらためて。)

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一般質問というのは、市政の方向性について、市長をトップとする市役所(執行部)に対して質問をできる機会です。「質問」といっても、「本市の港湾利用は自動車輸出以外の主力をつくっていくべきと考えるが、市長の所見を伺う」みたいな感じで政策提案をしたり、時には「貴重な歴史遺産に関する本市のずさんな保管体制は目に余るが、今後の方向性は決まっているのか」のように、厳しく追及したりするわけです。

いってみれば、市民が、選挙で選んだ議員を通じて、考えを市長(や教育長)へ直接ぶつけられる大切な機会です。


「でもさ、ぶつけてどーなるもんでもないんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。

ですが、この場でぶつけることに意味があります。すべての質問と答弁は、

  • 録画されて音声と画像で残り、

  • 会議録に文章で残ります。



つまり、「言いましたね?市長、言いましたよね?本会議で言いましたね?やりますよね?」と、市民の皆さんであとからつっこみを入れて、市を動かすことができるのです。

■今回の質問にいたったきっかけ


今回私が質問した内容は、大きくわけて3つです。

  1. 歴史資料の保管・活用について

  2. 軍港資料館等について

  3. 歴史的価値・知名度の高い、浦賀の今後について


質問の内容は、「発言通告書」という紙にまとめられて、傍聴にきてくださるかたも含めて配布されます。(上記リンクからダウンロードもできます)

今回の質問にいたったきっかけは、中央図書館の、ある部屋を見たことでした…。
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質問でも取り上げた通り、歴史資料の一時保管場所が、窓もあり、光も入る、普通の会議室なわけですが、空調があまりきかず蒸し暑い上に資料が山積み、というこの様子が目に飛び込んできたのです。

「え?これ、劣化させちゃったらマズいお借りした貴重な資料も入っているんだよね???」とわが目を疑ったわけで、そこから「横須賀の市史を後世に伝え残す取り組み」という観点で整理して、今回の質問3点にまとまりました。

前置きが思いのほか長くなってしまったので、質問内容と、答弁について、次回ブログで改めて記します。つづく。

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