2017年08月05日

【町内会~この不思議な組織】

【町内会~この不思議な組織】

町内会とは何なのか、を改めて考える機会が多いです。

町内会というテーマで論文書いている先人もたくさんいるわけで、奥深いテーマです。


  1. 町内会は、そもそも「任意団体」。

  2. 加入は自由だが、地域の多くの世帯が加入している。

  3. ゴミ出し場所の管理や、街路灯の整備や、地域の公園の清掃などを担っている。

  4. 行政の一組織ではない。


1.については、四半世紀くらいまえに法律がかわって、法人化された町内会もあります。横須賀市内では、全367団体中、141団体が法人化されています。法人化すると、例えば、「町内会館を誰の名義で持つか」というときに、その町内会の名義で持つことができるわけです。逆に言えば、任意団体のままの場合は、町内会長さん個人か、役員さんの共同名義になっているはずです。

2.については、最近、町内会から抜ける世帯が増えている、というようなニュースを耳にするわけです。任意団体といえど、3.にあるように、そこで暮らすうえで(2017年現在のテクノロジーでは)欠かすことのできない機能を維持するため、町内会があるので、「抜ける世帯が増えている」という現象についてはこれまたよく考えねばならないです。

そして当然に 4.のように、町内会は行政の下部組織では無いわけですが、人口が減る中で、地域のつながりを保つうえで、行政が町内会に対して期待することは、どんどん増えてくるわけです。

町内会~この不思議な組織~よ…。

なお下の写真は、私の住んでいる浦上台の盆踊りの様子です。小学生たちに「あ!加藤ゆうすけ!加藤ゆうすけ!」とフルネームで連呼されました。小学校時代の先輩の子どもたちだったりするので、時の流れを感じます(遠い目)

IMG_7011[1]

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