2017年02月24日

【どうしても気になってしまう・交通事故のこと】

【どうしても気になってしまう】

Change.org【高齢者による人身事故の防止、免許更新制度の改正及び自動車技術開発のより一層の発展を強く願おう!!】
稲垣聖菜さんのことは直接知らないですが、2人友達をたどると、確実にご本人に到達します(高校生の知り合いが多いから)。

日頃から、世の中で起きることを「じぶんごと化」して捉えよう、と言い続けている私ですが、捉えようとせずとも、誰かの身に降りかかる事件事故に対して勝手に落ち込むことが小さい頃から良くあります。放っておいてもそうなってしまうのならば、意識的に向き合っていったほうがいいだろうということで、今のような加藤裕介のうごきかたが出来上がりました。

なかでもこの出来事は、とりわけ、自分の中に強く残っています。
理由はわかりませんが、気になって仕方がない。折に触れ、署名の進み具合なんかを見つつ、ああ、12月は高齢者の運転事故が多くのメディアに取り上げられたけれど、その後ぱたりと途絶えてしまったな、などと落ち込んだりしています。

高齢者に免許を返納してもらえればよい、というだけの問題ではないと思います。
運転免許を取りたての若者も、事故を起こしやすいことがデータでわかっています(※1)。
・運転に適さない人に免許を与えない「免許制度の厳格化」
・人間のミスを機械がカバーする「自動制御」
・車移動の空間と徒歩移動の空間をわける「歩・車分離」
・人間が運転せずとも移動できる「自動運転」
・車移動のいらない範囲で生活が完結する「車無しの世界」

の順に、変えなければならない制度や、生み出さなければならない技術・商品のハードルが高い気がしますが、交通事故死は、もう、たくさんです。

※1)出典:「平成27年における交通事故の発生状況」(警察庁交通局、2016年3月30日)。原付以上運転者(第1当事者)の年齢層別免許保有者10万人当たり交通事故件数(平成27年中)を見ると、16~19歳は1888.8件、20~24歳は1144.9件なのに対し、75~79歳は662.0件、80~84歳は740.0件、85歳以上は811.3件と、16~24歳の事故件数の多さが目立ちます。

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